インターネットを契約する際に、光回線の提供会社によっては法人プランと個人プランに分かれている場合があります。
その理由をお伝えします。
また、2022年7月から電気通信事業法の改正が影響となるので、電気通信事業法の改正に関しても解説します。
2022年7月より電気通信事業法が改正でどう変わった？
みなさんも電気通信事業法ってなんなの？って感じだと思います。調べてみると、公共性のある電気通信事業の運営を適正化・合理化し、公正な競争を促進するための規制や制度を定めた法律です。
インターネット・携帯電話などの電気通信サービスが円滑に提供される仕組みを整えて、利用者の利益と国民の利便性を確保することを目的としていますとあります。
この度の2022年7月の法改正では、消費者の保護ルールをより強化しようということで見直しがされました。
では、実際に消費者保護のルールはどのように変わったのでしょうか？下記でお伝えします。
大きく上記の3つが変更となっています。
- 1番上から説明すると、今までは原則書面を発送する必要があるが、お客様に了承を得ることが出来れば、電話（電子メールやWEBページ等でもOK）だけで料金や契約内容、違約金等の案内が可能でしたが、改正後は書面を交付したうえで、料金や契約内容の案内が必要となりました。 なので、お客様が自ら、電話だけで良いやメールで良いよと言わない限り、書面を発送する必要があるとのことです。
- 2番目は電話窓口やWEBからでも簡単に解約できるように、ちゃんと分かりやすくするようにしなさいという内容が新たに増えています。 コラボレーションの光とかは解約するのに窓口が見つからない等言った声が多々あるために改正されました。
- 3番目が一番お金に関わってくるところとなります。インターネットの契約でよくあるのが、〇年縛りで違約金が発生して、かなりの高額で、他の会社に変更できなかった経験がある方がいると思います。 違約金が無くなるという訳ではありませんが、違約金等の上限が月額料相当に変更となっています。 なので、数万円の違約金が掛かるということが無くなりました。 ただし、工事費を分割にされる方がいらっしゃると思いますが、工事費の残額は発生するので注意が必要です。
あくまでも、2022年7月以降に新規で契約した方が対象となるので、2022年6月30日までに締結された契約（既往契約）の方はこちらの規定は適用外となります。
法人プランと個人プランが分かれている理由は？
2022年7月の法改正により、通信会社は個人消費者の申込みまでの流れが手間になったのと、解約金の金額が減額になりました。
法人であれば、今回の法改正は適用外となるため、申込みが今までと同様に行うことができて、尚且つ解約金を今までと同様の金額で請求できます。
そのことから、法人プランは旧プランのままプランの名称が変更になっている会社が多数散見されます。個人プランのみ解約金が減額になっていて、個人向けプラン名が付けられています。
法人プランと個人プランではどちらがよいのか？
法人プランと個人プランのどちらで申込みをした方が良いのかは、ポイントが3つあります。
- キャッシュバックの金額 ほとんどの代理店で、法人プランの方がキャッシュバックに金額が高額です
- 解約金の金額 個人プランの場合は、解約金の金額が月額費用1か月未満の金額に設定されています。理由はいたってシンプルで、こちらの法改正はあくまで個人の方を対象としているので、法人での契約に関しては適用されないためです。
- 携帯電話の名義 携帯電話とインターネットが同じ会社であればセット割が適用出来るからです。インターネットとのセット割と家族割を駆使することが出来れば、実質インターネットの料金は無料で使えるぐらい割引が入ります。それと個人名義の場合は、だれの個人名義にするのかが重要となってきます。それは携帯電話と主契約になっている方と同じ名義にするようにしてください。名義変更ということも可能ですが、かなり手間なので、だれの名義で契約するのは結構、重要なのです。
短期で解約する予定がある場合は個人プラン、長期で利用する予定であれば法人プランが良いでしょう。
携帯電話とセット割引にするとどのくらいおとくなのか？
セット割でなくても、格安SIMを利用しておとくに利用することは出来ますが、端末がセットになっていなかったり、自分で設定をしなくてはいけなかったりと手間が掛かることがあります。
なので、シンプルに利用する場合は、携帯電話会社とインターネット会社を一緒にすることをおすすめします。実際にいくらぐらい安くなるのかを下記にまとめてみました。
| 通信キャリア | インターネット | 割引額 | 回線数（台数） | 離れている家族 |
| ドコモ | ドコモ光 | 550円～1100円/台 | 20回線まで | 〇 |
| ソフトバンク | ソフトバンク光・ソフトバンクエアー等 | 550円～1100円/台 | 10回線まで | 〇 |
| AU | AU光・Speed Wi-Fi HOME・WIMAX等 | 550円～1100円/台 | 20回線まで | 〇 |
| Yモバイル | ソフトバンク光・ソフトバンクエアー等 | 550円～1188円/台 | 10回線まで | ✖ |
| UQモバイル | AU光・JCOM・UQWIMAX等 | 638円～858円/台 | 10回線まで | 〇 |
1台当たり最低でも550円安くなります。
幅があるのは、契約している携帯電話のGB数が関係しています。月額料金が高い＝GB数が多いので、GB数が多いプランだと最大の割引がつくようになってきます。
家族が多ければ多いほど、割引額も大きくなります。離れている家族まで適用出来るのは、アドバンテージ高いです。
セット割が適用できる会社は上記の表以外にも記載しきれないぐらいあるので、これは適用できるのか知りたい方は確認して、ご連絡しますのでお問い合わせページよりご連絡下さい。
インターネットを申込みするにあたっての注意点
インターネットを申込みする際に、通信会社へ直接申込みをするのではなく、代理店を通すようにしましょう。
その理由は、キャッシュバックがもらえるからです。代理店は基本的に、新規のお客様を獲得することで通信キャリアよりインセンティブを貰える仕組みになっています。そのインセンティブの中からお客様にキャッシュバックとして還元している会社がほとんどです。
代理店を経由して申込みする注意点としては、代理店によってはキャッシュバック等のキャンペーン条件がまちまちです。だからこそ、ちゃんとキャンペーンの条件を聞くようにして下さい。
キャンペーンの金額に、惑わされずに支払う月額費用、縛りの期間と違約金の金額、工事費用をちゃんとチェックするようにしましょう。違約金の金額は上記で説明した通りで月額料相当額となります。
あとは、キャッシュバック金額の増額に伴い、オプションの加入条件もあったりするので、注意が必要です。
解約できるオプションでも解約を忘れることで、無駄な出費になる恐れもあります。
まとめ
短期で解約する予定がある場合は個人プラン、長期で利用する予定であれば法人プランが良いでしょう。
代理店を通して契約するなら、下記から登録が可能です。
ドコモの携帯電話をご利用の方はドコモ光のお申込みをおすすめします。
ドコモ光パック！ドコモのスマホとセットで更におトク！【ドコモ光】
ソフトバンクの携帯電話をご利用の方はソフトバンク光のお申込みをおすすめします。
AUの携帯電話をご利用の方はSo-net光のお申込みをおすすめします。
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