皆さんのご存じの通り、ロシアとウクライナの戦争から、毎月の電気料金の請求が高くなってきていますよね?また2023年6月からは地域電力が従量料金の値上げがありました。
そこで安く利用できるおすすめの電力会社をお伝えします。
その前に、なぜその電力会社がおすすめ出来るのかを解説します。
電気料金の内訳は基本的に下記の2つのパターンがあります
- 基本料金+電力量料金+再エネ賦課金+燃料費調整額
- 電力量料金+再エネ賦課金+燃料費調整額
2つを比べて違うのは基本料金があるかないかの違いです。
ほとんどの電力会社は基本料金があるパターンの料金体系となります。
それなら基本料金がないパターンの方が安いんではないの?と思う方もいるかと思います。
それに関しては、ケースバイケースという回答となります。
基本料金がないプランは電力単価が1kwhあたりの単価が基本的に一律で出来ています。
基本料金があるパターンは使用量に対して単価が定められているので、シミュレーションをしてみて、
選んだ方が良いと思います。下記が料金単価です。
電力会社 | 1~120/kWh | 121~300/kWh | 300/kWh~ |
東京電力 | 19円91銭 | 26円51銭 | 30円60銭 |
LOOPでんき | 28.8円 | 28.8円 | 28.8円 |
実は他にも、チェックしなくてはいけないポイントが!
それは二つに共通する燃料費調整額です!
新電力会社(東京電力等の地域電力以外)によっては、電源調達調整費や市場調達調整費といった別の名称がつけられていることがあります。ここがポイントで、新電力会社で私が知っている限りで、料金に上限が設けられている会社はありません。
ただし、各社独自の基準をもうけている電力会社が多数あります。電力を仕入れるところによって価格が変わるためです。現状、電力会社で燃料費調整額の上限が設けられているのは東京電力等の地域電力だけです。
上限は5.13円(税込)(※東京電力の場合)なので、それ以上の金額を請求されることはありません。上限があるプランは従量電灯だけです。低圧自由料金プラン(スタンダード、プレミアム、スマートライフ、電化上手など)は対象外となっているので、注意が必要です。
ハルエネでんきだと、2023年3月の段階で、29.1円(税抜)と電力単価とほとんど変わらないので、単純に電気代が2倍になっていると言って良いと思います。
ハルエネでんきはあまりに請求が高いため、電源調達調整費を分割して請求していたりするので、いざ解約するとなった際は、未支払いの残額がかなり金額になります。
新電力から変更しようとしている方は、現在の契約内容にも注意をするようにして下さい。
ここまでの話の流れで、それなら地域電力の従量電灯にすれば良いのではと思われる方もいらっしゃると思います。まだ正式には決定していませんが、東京電力でのホームページ上で値上げが予定されていると発表がありました。https://www.tepco.co.jp/ep/private/plan/teiatsu_minaoshi.html
ただし、少しでも安くしたいという方は、従量電灯に切り替えをした方が良いかもしれません。
今後はどこの電力会社にすれば良いのかをお伝えできればと思います。
まずはご自身の電気料金の明細を用意するようにして下さい!
明細を用意することで、現状のプランと毎月の電力使用量が分かるかと思います。
そのうえで、ご自身がどのくらい電気を利用していて、基本料金や電力単価を確認してみて下さい。そのうえで、まずは基本料金や電力単価は、乗り換えしようとしている電力会社より安いのかを把握することが大切です。
あとは上記に記載した燃料調整費に関してです。
結局は電力単価が安くても、ハルエネみたいに独自の金額が発生する場合は、結果的に支払いする金額が高くなる可能性があります。
ちゃんと、電気に詳しい方が案内をしてくれるので、下記から問い合わせをしてみてください。
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