最近、WEB広告のスポンサー枠で固定電話やクラウドPBXを検索すると、CLOUD PHONE(クラウドフォン)のサイトが上位に表示されて、目にする方もいらっしゃると思います。
サービスの料金からメリット・デメリット、提供している会社を解説します。
CLOUD PHONEってどんなサービス?
CLOUD PHONE(クラウドフォン)とは、株式会社Wiz(ワイズ)が提供している、050や03番号、06番号等の電話番号を利用できるクラウドPBXです。
スマホやパソコンから会社番号に受発信できるため、外出時やテレワークにも対応できます。
また、電話番号の発番を最短即日で行うことが出来て、利用も最短で1週間から利用できるサービスです。
クラウドPBXを提供している会社からOEMをしているサービスだと思われます。
CLOUD PHONEを提供している会社はどんな会社?
CLOUD PHONE(クラウドフォン)を提供している会社は、株式会社Wiz(ワイズ)です。
2012年4月18日に設立されている会社で、上場はされていませんが、2023年4月現在で、従業員が1,006人(社員 819人・アルバイト 187人)で資本金が6,000万円 (資本準備金含む)と、業界の中では中堅の会社です。
事業内容としては、個人パートナー事業・法人パートナーDX事業・マンションDX事業・Wizクラウド事業・HR事業・M&A事業と多岐に渡っていてます。
グループ会社が多数あり、バスケットチームから、光熱費の削減、POSレジの販売や補助金関連等、様々な会社で事業をしています。
そもそもクラウドPBXとは?
クラウドPBXとは、構内に置いていたPBX(Private Branch eXchange)をクラウド化し、インターネット上で通信を行うことで、 従来の電話環境と同様に利用が出来るサービスで、電話環境の構築や設定をWEB等から簡単に行うことが出来ます。
従来のPBXは、ビジネスフォンを利用する際に必要となり、PBXとは別に電話機や配線をすることで、外線の発着信や、内線として利用されます。配線や電話機の設定は専門業者でしか対応が出来ず、保守や管理も別途費用が掛かるなど、コスト面でも運用面でも負担がありました。
クラウドPBXは、従来のPBXとは違い、配線や電話機の設定をWEBの管理画面から行うことが出来たりと利用者の負担が軽減されるサービスです。
ここ近年で、クラウドPBXを販売する会社が増えてきている状況です。
例えばスマホで03や0120。転送じゃない。発信、着信、内線化。クラウドPBX「ナイセンクラウド」
CLOUD PHONEの料金
CLOUD PHONEの料金は、利用する電話番号料金+ID料金(端末数)で設定されています。
まずは電話番号の料金です。
電話番号 | 料金/月額 |
市外局番 | 1,100円 |
050番号 | 330円 |
フリーダイヤル(0120・0800) | 2,200円 |
上記の金額に別途で、ID料金(端末数)に対して下記が掛かります。
ID料金(端末数) | 料金/月額 |
1ID | 550円 |
別途オプションとして下記もあります。
14都道府県の市外局番を追加 | 1,100円 |
管理システム | 7,150円 |
SMSリザーブ(営業時間外にお客様の携帯へSMS送付可能) | 1,650円~ |
ビジネスフォンはもういらない。リース不要・機材不要・工事不要。起業や部署立上げを素早く
CLOUD PHONEのメリット
CLOUD PHONEを利用する際のメリット・デメリットをお伝えします。
まずはメリットです。
CLOUD PHONEのデメリット
次にデメリットです。
まとめ
すでに、固定電話をご利用頂いている方からすると、業務効率の部分では、大きく改善するのではないのかなと思います。ただし、デメリットにあるように複数名で利用したい場合は、利用人数に対して費用が発生するためコスト増になる可能性が考えられます。
また、イメージでいうとLINEアプリの電話と同じなので、通話品質で考えると、通常の音声通話と比較すると劣る可能性も考えられます。
少人数で利用する場合はコスト面でも、業務効率面でもメリットを感じられるかもしれません。
これから、固定電話の番号を取得検討されている方は、デメリットにあるように、CLOUD PHONEで番号を取得すると、別のサービスを利用出来ない可能性があるため、今後人数を増やして拡大を検討されているのであれば、おすすめ出来ません。
また端末代金をレンタルやリースでの導入となり、途中解約の費用が発生したり、総額の支払いを勘案すると高額となります。
まずはメタル回線や光電話で、電話番号を取得してから移行することをおすすめします。
とにかく、安くスマホで固定電話が導入したいのであれば、端末が不要な下記がおすすめです。
クラウドPBXを導入するのであれば必ず他社で相見積もりこともおすすめします。
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